社長のつぶやき

自己観照

久しぶりにつぶやきます。もっとつぶやきたいのですが、ばたばたしていてなかなか思うようにいきません。まあ、このつぶやきを見ている人は限られているでしょうから、さほど期待値も高くなく、つぶやかなくても全く問題はないでしょうが。あはははは。。。

今回は自己観照について、触れてみたいと思います。昨年縁あって松下幸之助経営塾に参加しました。いろいろな学びがありましたが、この自己観照もその一つです。

適正経営をするには”自己観照””自社観照”が大切とのことでした。適正経営とは会社の総合実力を的確に把握し、その力の範囲内で経営を進めていく行き方と学びました。また、経営理念を持続的に全う出来る経営とも学びました。

トヨタ時代に身の丈にあった経営の大切さを痛感しましたが、身の丈と言っても自分で自分の身の丈を知るのはなかなか難しいと思われます。どうしても、自分のことは自分が一番よく知っていると、自分本位に考えがちです。他人をして自分を 観照させてこそ真の自己観照が出来るようです。そして人の意見を受け入れる素直な心がとても大切になってくるようです。

私も当社の社長になって3年過ぎようとしてますが、まだまだ従業員にとっても、お客様にとっても新参者に違いありません。常に自己観照を怠らず、自分の特性、立ち振る舞いを冷静に分析して、まわりとの円滑なコミュニケーションに資する必要があると思います。

いつもというわけではありませんが、なるべくまわりに私の行状について意見を求めるようにしています。自分で良いと思っても、世間の常識から外れている可能性も十分あります。特に会社のトップとして気を付けなければならないのが公私混同です。どうしても自分がかわいいので都合よく解釈しがちです。

経営塾で自己観照の能力を鍛える方法として、ブログ等第三者が読めるものを書くのも一つと聞きました。他人の目で自分の書いたものを冷静に見ることが出来るからではないかと思います。

実はこのつぶやきを始めたのも自己観照の能力を鍛えたい、自己観照の場を持ちたいからでした。このつぶやきを何人の人が読んでいるかは別として、つぶやく際、この言い回しで内容を理解してもらえるだろうか、表現の仕方が読む人を不快にさせないだろうか、等々いろいろ考えます。このプロセスが私の自己観照につながり、まわりとの円滑なコミュニケーションの一助となり、より良い経営者になるチャンスを与えてくれるのではと信じます。

とまあ、こんなことを考えながら、これからももう少し頻繁につぶやくようにしたいと思います。

では、また。皆さんお元気で!

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