社長のつぶやき

吉田拓郎

春だったね。。せんこう花火。。夏休み。。高円寺。。。。1972年7月にリリースされたLPレコード(アルバム)”元気です”に収録されていた曲をいくつか挙げてみました。このアルバムが吉田拓郎との出会いでした。高校1年生夏、16歳になったばかり、青春真っただ中、熊本の空はどこまでも青く澄んでいました。

あれから47年、もう半世紀近く経ちますが、”元気です”を初めて聞いた時の衝撃は未だ忘れません。あるコラムの言葉を借りれば”言葉を詰め込んだ曲、言葉を投げ出すような歌いっぷり”はとても新鮮でした。特に声が好きで、彼が創り出す世界をとても身近に感じました。

これまでも節目節目で彼の音楽に触れてきたつもりですが、考えてみれば一度もコンサートに行ったことがないので、”俺は拓郎のファンだ!”なんてとても言えた義理ではありませんが、心の奥深いところでいつも拓郎の音楽が息づいていたように思います。

その50年にも及ぼうかという拓郎への静かな思いが天に通じたのか、5月末市川文化会館で開催された拓郎のコンサートを観る機会に恵まれました。望外の僥倖で、生きてて良かったと思えるものでした。3年ぶりのコンサート”2019-Live 73 years”で初めて生で観た拓郎は私が抱いてきたイメージそのもので、73歳とは思えぬエネルギッシュなパフォーマンスにただただ感激しました。

音楽もさることながらトークも一流でとても笑えましたし、とても癒されました。初めて知りましたが、拓郎は学生の時、音楽活動の一環で上京し検見川のお寺に半年ほど居候したことがあったそうです。後でネット検索したところ、広徳院(真言宗)というお寺だそうです。是非、一度訪れてみたいものです。

観客の年齢層は65-70歳が中心と思われ、拓郎もお互い生きててよかったねと声をかけていましたが、最後の数曲はみんな立ち上がってアクション交じりで声をはりあげ拓郎ワールドに浸っていました。本当に忘れられない一夜になりました。