社長のつぶやき

プロフェショナル

宮里藍さんが今季限りの引退を表明されました。会見を聞いて、彼女は本当にプロフェショナルだなと感じました。私の勝手な解釈かもしれませんが、彼女の目指すものはあくまでも世界を舞台にしてのメジャータイトルであり、ピーク時でもそれに届かず、だんだん力が衰えていく中、これ以上頑張ってもその思いを果たせないというぎりぎりのところで引退を決意したのではと思います。

昨年、松下幸之助経営塾でいただいた資料の中に”プロとアマチュア”を表現したものがありました。例えば”アマ”は安定を求めるが、”プロ”は成長を求める、という類の表現がいくつか書かれています。

その中に”アマ”はマンネリにすぐなるが、”プロ”はスランプになる、というものがありました。私はこれ目標をしっかり見据えているかどうかの違いだと考えました。これまでのサラリーマン人生で、自らの口からも、またまわりの人の口からも、同じ仕事ばかりではマンネリになってしまう、、、という言葉を発せられたことが多々あったように思えます。

給料の多寡にかかわらず、お金をもらって働いている以上、我々は形としては立派なプロだと言えます。しかしながら、確固たる目標も持たず、努力もしなければ、ただマンネリに陥るだけではと思います。プロとして目標をしっかり持てば、例え同じ仕事をしていても、目標達成に向けああでもないこうでもないと考えるでしょうし、自ずと日々の景色は違ってくると思います。いくら努力してもなかなかうまくいかないとなれば、どうしてだろうとスランプになるのだと思います。

宮里藍さんもメジャータイトル獲得に向け、努力に努力を重ね、それでも遠ざかっていくタイトルの影に、肉体的にも精神的にも追い込まれ、スランプになり人に言えない苦しみを嫌というほど味わられたのではないでしょうか。そして最終的に自らが目指すものを得ることは難しいと判断し、それは即ち彼女にとってプロとしてプレイし続けることは出来ないという結論に至ったのかなと考えます。

果たして自分はどうだろう?トヨタ部品千葉共販の社長としてプロフェショナルと胸を張って言えるのか?目指すべきものをしっかりもって、常に高みを目指して日々精進しているのか?今現在、とても胸を張ってとは言えませんが、宮里藍さんの引退の報に接し、真のプロフェショナルになりたいという気持ちを強く持ち続けたいと思います。