支社長のつぶやき

支社長のつぶやき

やや旧聞に属する話ですが、2月に入って間もなく、松下幸之助経営塾12期で共に学んだ同期生7人と主任講師をしていただいた方、計8人が弊社を訪問してくれました。せっかく一緒に学んだ仲間なので、年1,2回程度お互いの会社を訪問しようという趣旨で、今回が2回目の集まりです。北は仙台、南は福岡からわざわざ足を運んでくれ本当にありがたかったです。

今回、皆さんを受け入れてみて改めて感じましたが、自分の会社を、そしてそこに働くメンバーを見てもらうことは本当に大事だなと思いました。やはり社外の人が来るとなると、自分がどう映るか気になり身が引き締まり背筋が伸びます。業務説明をするにしても、来ていただく方々の部品業界に関する知識レベルによって、どう説明するのが一番良いか工夫しなければなりません。これも私が常々心がけようとしている自己観照に通じていくのではと考えます。

部品倉庫の改善事例をうちのメンバーが説明しましたが、いつも説明している相手と違って部品物流に関して知識がありませんから、いつもより丁寧にかつデモンストレーションを交えながら工夫して説明してくれました。後で、訪問メンバーからありがたい言葉を数々いただきました。その中で、主任講師をしていただいた方から、倉庫を案内してくれた方々がとても生き生きしていた、千葉共販は魂が入った会社ですね、と言われた時は過分なお言葉とわかりながらもとても嬉しく思いました。

PHP4月号の特集は”運は必ず強くなる”というもので、夫婦漫才師の宮川大助・花子師匠のインタビュー記事がありました。その中で大助さんが、運という字は”運ぶ”と同じ。運は人が運んできてくれるし、人にまわすものやと思う。うちのおふくろは、昔から”人が来る家は栄える”と言うてたし、、、とおっしゃってました。

そうだよな、会社にしても、家にしても、来てもらってなんぼ。来てもらえなくなったら、寂しいし張り合いはないし、刺激もないし、弛緩してしまうよなとつくづく思いました。

思い出すのはトヨタ時代に経験したPuert Ricoでの駐在生活、南海の孤島?に出張に来てくれるのは担当ぐらいで、誰からチェックされるわけでもなく、毎日ボケっとしていました。2年で帰国しなかったら、今にも増して緊張感のない人間になっていたかもしれません。あはははは。。。

PS:3月頭に千葉富津で開催された千葉県民マラソンで10K走りました。3年連続の参加です。気候的にも走りやすいし、フラットなコースですので記録を狙うには最適なのですが、トレーニング不足からかタイムは散々でした。とほほほ。。。。

 

 

弊社は今月コミュニケーション強化月間(あいさつ&さん付け)に取り組んでいます。

私もいつにもまして元気よく心をこめて挨拶するようにしています。
さん付けに関してはトヨタ時代から特に意識なく役員に対しても
さん付けで通してました。流石に副社長クラスの方々には出来ませんでしたが(笑)

私自身、さん付けで呼ばれる方が好きです。タイトルで呼ばれると、何となく距離感を感じ、寂しくなります。

さん付けは確かにコミュニケーションをより円滑にするツールと
言えます。ただ、さん付けさえすればコミュニケーションが良くなり、
風通しの良い会社になるのかと言えばそれは違うのではと考えます。

やはり”人を思いやる心と、チームワークを大切にする”ことがまず備わってないと、さん付けしたところで、形だけになってしまうのではと思います。勿論、まず形から入るいう考え方もありますが。

そんなことを考えていたら、たまたまPHP研究所社長、参議院議員等を歴任された江口克彦さんの”さん付けしても風通しがよくならないワケ”というコラムを拝読する機会に恵まれました。

コラムの中で、江口さんは社内の風通しをよくするのは、社長の人徳、
上司の人間的魅力であり、要は社長・上司が恐怖政治をしないこと、上から
目線で社員や部下に接しないこと。これに尽きる。とおっしゃってます。

私は自省を込めて、江口さんのおっしゃってることはその通りだなと
思いました。

私は決して弊社が取り組んでるコミュニケーション強化月間、さん付け運動
を否定しているわけではありませんし、今後も出来れば続けたいと思っています。

ただ、さん付けはあくまでも距離感を縮めるツールであり、コミュニケーションのベースに信頼関係がないとせっかくのツールも生きてこないと考えます。

弊社はマネージャー以上の方々を対象に、コンプライアンスや、ハラスメントや、
アンガーマネジメントの研修を行っていますが、改めてこのような研修は
大切で、そこでの学びを少しでも実践することで、弊社がより風通しの
良い会社になり、さん付けというツールがより生きてくるのではと愚考した次第です。

皆さん、今年も宜しくお願い致します、と言うには既に2月の声を聞き、いかにも遅きに失した感はありますが、今年初めてのつぶやきにつきご容赦いただきたく。

いやはや何とも寒いですね。カナダ・トロントに5年間駐在しマイナス20度前後を何度も経験した私ですが、日本は外を歩く機会が多いので寒さをより実感します。春が待ち遠しい。。。

1月はその殆どを年始のお客様回りに費やしました。それでも時間に限りがあり全部のお客様を回ることは出来ませんが、文字通り千葉県内津々浦々を回れるだけ回り、一人一人のお客様に日頃の弊社商品へのご愛顧に対し心から感謝の気持ちをお伝えしました。

お客様の元気なお顔を拝見するとともに、昼に土地土地のものを食するのもお客様まわりの楽しみです。このところはまっているのが大原駅前の源氏食堂です。TV番組”孤独のグルメ”で紹介されたのをきっかけに足を運びましたが、お肉屋さんが経営しているだけあってボリューム感たっぷりの豚カツがとても美味しいです。

前述したように1月は出ずっぱりで、ああ忙しい、忙しい、チカレタビー(この表現知っている人は少ないと思いますが)を連発してましたが、先日PHPを読んでいたら坂東玉三郎さんのインタビューが掲載されていて、坂東さんは”忙しい”という言葉を使わないそうです。忙しいという字が心を亡くすと書くので、何だか気持ちがざわざわしてくるとおっしゃってました。

坂東さんが意味するところとは違うのかもしれませんが、確かに忙しい、忙しいと言葉を発する時には、私自身ものごとに対する姿勢がだんだん真剣さというか真摯な部分が薄れていってるような気もします。お客様に対する感謝の気持ちがまだまだ足りないからつい忙しいと口走ってしまうのかもしれません。反省です。私のような凡人には坂東さんの真似は出来ませんが、出来るだけ忙しいは使わないようにしたいと思います。

今年もとりとめのないつぶやきで恐縮ですがお付き合いいただけたなら幸いです。

今日は12月22日、今年もあと一週間余り、いつものことながら過行く1年の速さに驚くとともに、結局今年も何も出来なかったと、怠惰な自分に呆れてしまいます。まあ、それも人生、Such is a life,  asi es la vida ! です。あはははは。。。

私はどこまで実行出来ているかは別として、挨拶をとても大切にしています。朝一番、単身アパートで父の遺影におはようございますと挨拶し、アパートですれ違う近隣住人にまた挨拶、会社に来て視野に入る人には出来る限り挨拶します。

挨拶する際、出来る限り個人名を呼んだ上で挨拶するよう心がけます。明るく、元気に、感謝の気持ちを込めて、相手の目を見て挨拶するよう努めています。元気に挨拶出来て、元気な挨拶を返してもらった時はとてもハッピーな気分になり、よーし今日も頑張るぞ!と自然にパワーがみなぎってきます。

先月、千葉共販では初の試みとして挨拶強化月間を実施しました。従業員の皆さんの中には挨拶なんて当たり前のこと何を今更と思われた方も多々おられたのではないかと思います。しかし、たかが挨拶、されど挨拶、私は挨拶はこの社会に生きていくものとしてまわりの方々とのコミュニケーションの質を決めるとてもとても大切なものだと思います。

挨拶の仕方を学ぶ機会もあります。こういう場合は45度の角度で上半身を傾けたほうが良いとか。。。しかし、それはあくまでも末学であり、挨拶は何のためにするのかをしっかり考えることが本学だと思います。それを疎かにして、仕方ばかり学んでは本末転倒になります。

私にとって挨拶は、相手への敬意・感謝を表し、より良いコミュニケーションを実現していきましょう!という意志表示です。ただ、声を出せば良いというのではなく、常に挨拶の一字一句に相手に対する思いを込めるよう努めています。勿論、いつもいつも出来ているわけではなく、あーあ、おざなりな挨拶をしてしまったと反省すること多々あります。少しでもそのような挨拶は減らし、どんな時でも、誰に対しても心を込めた挨拶が出来るようにしたいと思います。まあ、私に挨拶されて有難迷惑という方もおられると思いますので、なるべく空気は読むように致しますが、その節はご容赦願います。あはははは。。。

さて、話は変わりますが、12月3日に千葉市中心部の青葉の森公園で開催された第一回千葉パークマラソン10Kの部に参加しました。走ったのは私だけですが、うちの社員約10人がボランティアとして参加し、受付、記録、荷物、給水、誘導等で休日返上で大活躍してくれました。頭が下がります。

私の記録は56分と低レベルでしたが、男性60歳以上のカテゴリーで何と3位!やったぜ、えっ本当に!と喜んだのも束の間、賞状見ると5人中3位とわかり、そりゃそうだわなと納得して家路に着きました。あはははは。。

このつぶやきも開始して1年が過ぎました。今のところもっと続けろという声もなければ、もうやめろ!という声も特に届いていないので、来年も気の向くままにつぶやかせていただきます。末永く?宜しくお願いします!

それでは皆さん良い年末年始をお迎えください!

 

10/末から11/初にかけて米国でNASCARを観戦する機会に恵まれました。NASCARはアメリカンモータースポーツの最高峰と言われ、全米に7500万人のファンを持ち、高い人気を博しています。残念ながら日本では馴染みが薄いですが、グッドイヤーが唯一のオフィシャルタイヤであり、同タイヤを取り扱っている我々には身近に感じるモータースポーツです。

NASCARは、National Association for Stock Car Auto Raceの頭文字をつなげた略称です。かつては四輪市販車をベースに改造を施した車両(ストックカー)で行われ、現在は市販車に似せたレーシングカーを使用しています。レースの殆どはオーバル(楕円形)コースで開催されるので、観客はサーキット全周を見渡せますから、レースの勝敗を左右する重要な場面も見逃すことはありません。

NASCARの魅力として①レースマシンによるスピードと迫力②スリリングなバトルが挙げられます。今回、NASCAR3大シリーズの一つCamping World Truck Seriesを初めて観戦しましたが、エキサイティングなレースを体感し、何故アメリカ人に人気があるのか少しだけですがわかったような気がします。とても庶民的で、アメリカの文化に根ざしたモータースポーツであると感じました。うまく言えませんが、観客は人生もレースも両方楽しんでいるなあと感じました。レーストラックの周りには多くのキャンピングカーがとめられ、旅を楽しみながらレースも楽しむ人で活気に溢れてました。

余談ですが(このつぶやきコーナー自体が余談そのものでありますが。。。)、プロレーサーが運転するNASCAR参戦車両に同乗する機会にも恵まれました。時速200キロを超えるスピードでバンクに突っ込んでいく迫力と言うか、恐怖は初めて経験するものでした。グッドイヤータイヤの高い信頼性に感謝です❗️うん⁈ 何のこっちゃ❗️あははは😃

写真はTexas Motor SpeedwayでのTruck Seriesに参戦した服部レーシングチームの千葉トヨペット号です。何故か私の横にオフィシャルの女性(です!)が写ってました。

 

 

 

今月、うちの会社にとっても私にとっても嬉しいことが2つありました。

ひとつは10月1日に埼玉・三郷で開催された関東ブロックに属するトヨタ部品共販店8社の親善野球大会において、千葉共販が準優勝したことです。かつては連覇したこともあるそうですが、ここのところ今一歩成績が振るわず残念な思いをしてました。今年は若手選手の加入もあり久しぶりに1回戦&2回戦を勝ち抜き、決勝に駒を進めることが出来ました。監督を入れても11人という少所帯ながら一日3試合よく頑張ってくれました。

うちのチームはなかなか個性的な職人肌の選手が揃っています。一見ちゃらんぽらんでこいつら真面目にやっているのかと心配になりますが、締める時は締める、メリハリのあるチームです。内に秘めたる闘志も相当なもんだと思います。私は職場で適材適所の実践に大変苦労しますし、思うようにはいかず悩むときも多いですが、うちのチームの監督は良く選手を見て采配振るっていると感心しました。

今年は多くの応援者も千葉県内津々浦々から駆けつけてくれました。選手たちにも励みになったのではないかと思います。今年は我が巨人(パリーグは勿論ロッテです!)が散々な成績だったので、私の野球魂を熱くしてくれたうちのチームには本当に感謝です。

ふたつ目の嬉しいことは、トヨタ自動車主催の全国共販店安全ポスターコンテストで千葉共販の応募作品が優秀賞に選ばれたことです。毎年開催されるこのコンテストでは最優秀1作品、優秀5作品が選ばれます。私が社長に就任してから初めての受賞ですので、素晴らしい作品を作ってくれた成田営業所のスタッフに感謝、感謝です。安全ポスターと共に、安全を何よりも優先する、安全への更なる意識向上をチーム千葉共販で目指したいと思います。

 

過日、当社も2回のインターンシップを開催しました。売り手市場が継続すると思われる採用戦線において、とにかく当社に親しみを、そして興味を持っていただきたいという思いで開催しました。2日間かけて当社が何を生業としているか、より具体的に、体験型のプログラムを通して学生の皆さんに理解してもらえるよう心がけました。インターンシップは当社のような中小企業、”BtoB企業”にとって、学生の皆さんに我々の素顔に触れてもらえる貴重な機会と考えます。

出たがりの私は参加された学生さんとの昼食会に参加し、好き勝手なことをしゃべったので閉口された方もおられたかもしれませんが、会社の代表者として参加いただいた方々に敬意を表したかったし、代表者の素顔を見せることで少しでも親しみをもっていただけたらという思いでした。

このような場で質問をお受けすると、就職するにあたって残された学生時代に何をするのが良いかと聞かれることが多いのですが、私としてはより多くの人と接し、より多くの本を読んで、より多くの場所を訪ね、出来るだけ新しい世界に触れるようにすることが大切ではといったニュアンスで答えています。

私自身を振り返れば、就職前にもう少し語学をやっておけば、遠回りせずに海外の仕事につくことが出来たかなと思わんこともないですが、海外にしろ、国内にしろ良い仕事をするにはやはり心が、ハートがなくてはだめだと思うので、まずは人間性を磨くことが大切かなと思います。

今までの経験から得た知識、培ってきた人脈は勿論有用で大切にしなければいけませんが、それだけでは世の中勝負できない、出来るだけ自分を新しい世界に置くことによって、刺激を受け、自らを高めようとするチャレンジ精神を持ち続けることが大切ではないかと思うのです。

先日、日経電子版でライフネット生命保険創業者の出口治明さんのインタビュー記事を読みましたが、出口さんは少子高齢化の日本において就労人口が少なくなる中、生産性を上げていかないと貧しくなるしかない、生産性をあげるために”人・本・旅”の生活を提案されています。

私の理解が間違っているかもしれませんが、出口さんは、長時間労働から良い知恵は生まれず、時間を切って、その時間内でベストを尽くすことにより、ちゃんと休んで、”人・本・旅”の生活をすることです、とおっしゃってます。出口さんの言葉を引用すると、”人・本・旅”とは、人に会う。本を読む。旅は、現場のことで、おいしいパン屋さんができたら、行って、買って、食べて、初めておいしさがわかる、脳に刺激を与えなければ、良いアイデアなんて出てこない。とおっしゃってます。

出口さんのインタビュー記事には他にもいろいろ書かれていてとても奥深いものでしたが、私にとっては、この”人・本・旅”という言葉が、とても心に響くものでした。

 

続けざまにつぶやくと、中西は暇だなと思われ、いささか食傷気味になられる方もおられるかと思いますが、先週末につぶやいた心を整えることに関連したコラムを見つけましたので紹介したく思います。

私は日経電子版の会員(月4千円ちょっと)となり、ネット上で日経が発信する様々な記事&コラム等を読むように心がけていますが、その中にビジネス作家、エッセイスト、講演家、経営者等の肩書を持つ臼井由妃さんがシリーズで書かれている”臼井流最高の話し方”を努めて読むようにしています。

先日新たにアップされたコラムのタイトルが”嫌いな人との接し方”というものでした。私にも嫌いな人、苦手な人がいます。また、私を嫌いな人、苦手な人も沢山いると思います。まあ、誰にでも、多かれ少なかれその類の感情を持ってしまう人がいると思います。

嫌いな人、苦手な人と一生顔を合わせなくて済むならよいのですが、仕事上のつきあいがあればそう勝手なことは言えません。そういう場合、私は自分にムチ打って(大袈裟ですが)積極的に接するようにしています。嫌だ嫌だと思っているとどうしても疎遠になり、ますます嫌になってしまいそうなので。ただ、心を整えた上で接してるわけではないので、どうしてもストレスから逃れることは出来ません。

臼井さんは、嫌いな相手と接する場合、”受け入れる気持ちで向き合う”ようにされているそうです。心で100%納得できていなくても、笑顔で会話する。嫌いという感情を”こういう人もいるのだ。学ばせてもらおう”という意識に変えることにより、相手が嫌な発言や行動をしてきても、こちらの受けるダメージは軽くなるとおっしゃってます。また、相手への期待をある程度捨てることや、許す意識を抱くことの大切さも述べています。

とても勉強になる内容でしたが、一番心に響いたのは、”完全な人などいません。あなたが嫌いな人はあなたを映す鏡だと考えましょう。欠点があるから人間であり、波風があるから人間関係は奥深く楽しいです”という部分でした。

相手を嫌だと言う前に、相手から嫌だと思われないよう努めたいと思います。

当社の2018年新卒の採用活動は6月末に終了し、縁あって内定を出させていただいた方々と過日懇親会を開催致しました。皆さん、元気で明るく来春から一緒に働くのが楽しみです。新卒採用を取り巻く環境は厳しく、所謂売り手市場の中で、いかに当社を認知いただくかをうちの採用担当メンバーも相当苦労したようです。

学校訪問も例年に増して行いましたし、会社説明会も8回(昨年は3回)開催しました。また説明会の内容も座学的なものだけでなく、部品倉庫見学とかより社内の雰囲気を知ってもらうようプログラムを組みなおしました。来年の採用活動を取り巻く環境はより一層厳しくなるでしょうから、更なる仕掛けを考えなくてはなりません。

私は出しゃばりと言われるかもしれませんが、会社説明会で毎回(残念ながらスケジュールの都合で一回だけスキップしましたが)挨拶させていただきました。勿論、最終面接にも参加しました。その中である学生さんが親の転勤で転校を多く経験し、なかなか大変だった旨話されてました。

その話をお聞きし、私も親の転勤の関係でいろいろ苦労というか、経験をさせてもらったなと懐かしく思いました。詳しくは述べませんが、結果として小学校は4校、中学校は3校通いました。中学校は1年は横浜市港南区、2年は東京都北区、3年は熊本市の中学ですから、今思えばめちゃくちゃです。常に新しい環境で自分の居場所をどうやって見つけるか、子供ながらに一生懸命空気を読みながらああでもないこうでもないと試行錯誤していたように思います。

そういうわけで、私はまわりの方々の一挙手一投足に左右されがちで常に自分がどう思われているかばかり気にする傾向にあります。まあ、よく言えば気を遣っているのでしょうが、気を遣うだけならいいのですが、時として気を遣わない相手に遭遇すると、こっちが気を遣っているのに、なんて気を遣わない奴だと、自分勝手な負の感情がふつふつと湧いてきて、精神的に不健全というか疲れてしまいます。

先日、PHP7月号の特集”心のタフな人、しなやかな人”を読んでいたところ、辻秀一さんというスポーツドクターの方が、人間の脳には、外界(環境・出来事・他人)に反応して、意味づけを行なう機能と、内側の自分の心を整える機能があると書かれてました。辻さんは前者を”認知の脳”、後者を”ライフスキル的な脳”と呼ばれていて、現代人は認知の脳だけを使う傾向があり、それだけ使っていると、環境や出来事、他人に振り回されて、疲れたり、不安になったり、不機嫌になったりするとおっしゃってます。一方、ライフスキル的な脳を上手に使っている人は、いつもご機嫌で、楽しく、人生を謳歌しているそうです。

それが出来る人として、イチロー選手があげられています。イチロー選手はメディアに過去の成績や将来の展望を問われても、”今、すべきことをするだけです”と答え、外界にも過去にも未来にもとらわれず、今に生きようと意識しているとのことです。

イチロー選手の域に達するのは不可能としても、何とか辻さんがおっしゃるライフスキル的な脳を鍛えて心を整える術を身に付けたいものです。辻さんは”今に生きよう” ”一生懸命を楽しもう” ”機嫌よくやろう”などと心の中で呪文のように考えて唱えること、また自分の”ご機嫌ワード”を持つことをすすめられています。

私のご機嫌ワード???

鮑、赤貝、みる貝、とり貝、北寄貝、あおやぎ。。。。好きな貝類の寿司ネタしか出てこない。このように単純に生きれば良いのですかね。あはははは。。。

 

 

いささか旧聞に属し恐縮ですが、7月中旬に千葉市緑区土気の昭和の森公園で開催された第4回サマークロスカントリー千葉に参加しました。2年連続の参加で森の中を10K走りました。昨年も暑かったですが、今年はそれに輪をかけて暑く、33度ぐらいあったと思います。記録は1時間6分ぐらいで、昨年より2分ぐらい遅かったです。とにかく疲れました。

昨年同様、酷暑にも関わらずうちのスタッフも4人参加し、総勢5人で和気藹々とはいきませんでしたが、黙々と走り抜きました。とにかく蒸し暑かったので、無理をせず完走を目指しました。こんな暑い中よく走るわ、あほか!という声が大勢と思いますが、何時間かかろうが完走した後の達成感は、私が日頃なかなか味わえない貴重なものです。来年も是非参加したいと思います!

完走後の写真です。達成感に満ち溢れていますね。あはははは。。。

 

 

 

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