支社長のつぶやき

支社長のつぶやき2021年3月のアーカイブ

今日のつぶやきが最後になりました。今日をもって退職し、42年間のトヨタマン生活にピリオドを打ちます。寂しくもあり、やりきった達成感もあり、Mixed feelingsです(涙)

トヨタ入社して42年、ここ千葉で最後に思うのはまわりへの感謝だけです。多くの方々と知り合い、多くの事を教えておただき、多くの方々から支えられ、何とか最後まで走りきることが出来ました。

特にこの千葉では、土地勘もなく、人脈がない中、殆どの方々が初めて言葉を交わす人たちばかりで、自分の存在感をどう出していけるのか不安に苛まれる毎日でしたし、今日の今日までそれが続いていたと言っても過言ではありません。

カナダでも、アメリカでも、プエルトリコでも、そしてブラジルでもそうだったように、千葉を愛し、千葉に住む人たちを愛するように努めました。文字通り千葉県津々浦々、お客様との接点を求めて行脚しました。接点から何かが生まれる、会えば会うほど相手を好きなると信じた千葉での7年間でした。

私は殆ど何もしてません。良いお客様に恵まれ、良い仲間に恵まれた42年間、そして千葉での7年間でした。本当に感謝しかありません。

明日からどんな人生が待っているのか? 神のみぞ知ると言ったところでしょうか。でも、どんな人生であれ、人を愛し続ける人生にしたいと思います。

長い間、私のつぶやきにお付き合いいただきありがとうございました。また、いつかどこかで皆さんの人生と私の人生がクロスすることを念じてやみません。

皆さん、Take care and Good luck  !

PS:ご報告忘れてました。またまた英検1級一次試験不合格でした(涙)。次回は5月末にあります。今度は3回目、無職になる私には受験料も馬鹿になりませんから、今回はちゃんと英検1級試験によくでる英単語集を購入して臨みます!乞うご期待!

 

緊急事態宣言が延長され1週間弱、新規感染者の数は下げ止まりの局面を迎えております。医療体制の逼迫度はさほど軽減されず、なかなか先が見通せない状況は継続しております。昨年の今頃は、日本において新型コロナウィルス感染症への警戒感が徐々に高まりつつあった時期でした。あれから1年、光陰矢の如し、時が経つのは本当に早いものだと感じます。

あれから1年と言えば、トヨタ部品千葉共販として最後の全社大会を開催したのは、昨年の2月24日でした。正直迷いに迷った開催決行でしたが、徹底した感染防止対策を講じ、全従業員そしてご家族の方々の協力によりクラスターを発生することなく成功裡に終了することが出来たことは、本当にありがたいことだったと今でもしみじみと思いだされます。

3月末の退任を前にして思うのは、この1年は従業員の皆さんとのコミュニケーションを充分取ることが出来なかったと反省してます。当たり前のように行なっていた朝礼も自粛となり、従業員の皆さんの顔を見る機会も少なくなりました。朝一番で、大きな声で”おはようございます””いらっしゃいませ””ありがとうございました”と叫ぶ?機会がなくなり、よし今日も頑張るぞ!という気持ちの高ぶりが薄れてしまった気がします。

それじゃいかん!と今年になって、出社する前に単身アパートでまわりに迷惑にならない程度に朝礼で行っていた挨拶と日常五心(①ハイという素直な心②すみませんという反省の心③お蔭さまという謙虚な心④私がしますという奉仕の心⑤ありがとうという感謝の心)を唱和することを日課としました。取り立ててどうということではありませんが、毎朝必ず声を出し心からそう思うことで、何となく生活のリズムも仕事のリズムも出来上がってくる気がします。

コロナ禍がスタートしてから1年と申し上げましたが、今日は10年目の”3.11”です。私は、ブラジルのトヨタ販売店代表者会議をするために、サンパウロからドバイへの飛行機の中で”3.11″を迎えました。ドバイに着いた途端、現地旅行代理店メンバーから、日本で大きな地震があり相当被害が出ているようだと告げられ、ホテルチェックイン後CNNニュースに釘付けになりました。私は盛岡出身ですし、母の実家は仙台、私自身も仙台で学生時代を過ごしただけに、東北への思い入れは人一倍あるつもりです。

10年経ち、被災された方々の人生がどのように変わったのか、未だに辛い思いをされている方々がどれだけおられるのか、私の想像が全く及ばないところではありますが、被災された方々一人ひとりが少しでも心穏やかに過ごすことが出来る日が来ることを心から祈っております。千葉支社においても、出来るだけ多くの従業員で2:46pmに黙祷を捧げたいと思います。

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